minamoza
ミナモザ

2001年、瀬戸山美咲が旗揚げ。
代表作に、振り込め詐欺集団の内情をジェンダー的な視点から描いた『エモーショナルレイバー』、
震災後の自分自身を描いたドキュメンタリー作品『ホットパーティクル』、心の基準値をめぐる短編二人芝居『指』、
動物愛護センターに辿り着いた犬たちを描いたリーディング劇『ファミリアー』、
原発事故を描いたドイツの小説を舞台化した『みえない雲』など。
パキスタンで起きた日本人大学生誘拐事件を描いた『彼らの敵』が第58回岸田國士戯曲賞最終候補になる。
2016年、同作品の再演が第23回読売演劇大賞優秀作品賞に選ばれる。


これまでの上演作品

『彼らの敵』

2015年7月25日(土)〜8月4日(火) こまばアゴラ劇場
2016年6月25日(土)・26日(日)伊丹AI・HALL
2016年7月21日(木)〜24日(日)KAAT神奈川芸術劇場大スタジオ

1991年、僕はインダス川で僕は誘拐された。/44日間の監禁生活。砂と水しかない場所。あいつは昨日殺された。僕は気が狂いそうだった。だからなるべく小さなことを考えた。おばあちゃんのこと、大学の履修登録のこと、松屋の牛丼のこと。そうしている限り、僕は僕のままでいられた。/44日後、僕は帰国した。僕はいつの間にか有名人だ。日本中からたくさんの手紙が届いた。太陽にかざせば「死ね」という字が浮かび上がって来るファンレターだ。パパラッチたちは今日もアパートの前にいる。/それからいくつかの季節が過ぎた。/「銃口」を向け続けられた僕は、ある日「銃」を手に入れた。/僕は引き金を引くことにした。

1991年3月、パキスタンのインダス川で川下りをしていた日本人大学生3人が 強盗団に誘拐される事件が起きました。3人のうち1人は伝達係として解放されましたが、残りの2人は44日間、監禁されました。2人のうちのひとりである服部貴康さんは、帰国後、週刊誌のカメラマンに追われ、 激しいバッシングにさらされ、苦悩する日々を送ることとなります。しかし、大学卒業後に彼が選んだ道はまさにその「週刊誌カメラマン」でした。

2013年に上演した本作を、初演と同じオリジナルキャストで再演します。あれから、また「事件」が起きました。命に期限が設けられてしまったあの数日間を私たちは経験しました。今、このとき、この物語を通して、もう一度、考えたい。これは、「私」と「彼ら」の中にある「敵」をめぐる物語です。

服部貴康
1970年、愛知県生まれ。週刊誌専属カメラマンを経て、フリー。「人」と「土地」との関係をテーマに紀行、音楽、舞台などさまざまなフィールドで撮影をおこなう。2001年、『ただのいぬ。』(PIE BOOKS&角川文庫)を発表。2005年に世田谷区でおこなった「ただのいぬ。展」は入場者数5000人を数え、大きな反響を呼んだ。国内外で写真展、ワークショップ、講演など多数。

作・演出:瀬戸山美咲

出演:
西尾友樹(劇団チョコレートケーキ)
大原研二(DULL-COLORED POP)
浅倉洋介
山森大輔(文学座)
菊池佳南(青年団)
中田顕史郎

舞台美術/原田愛 照明/上川真由美・溝尾夕香 音響/泉田雄太・秋田雄治
衣装/高橋毅(N.E.W) ドラマターグ/中田顕史郎 演出助手/石塚貴恵
舞台監督/本郷剛史 宣伝美術/郡司龍彦 宣伝写真/服部貴康
制作協力/藤田晶久(valet) 提携/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場(東京)  KAAT神奈川芸術劇場(横浜)
共催/アイホール(伊丹) 助成/芸術文化振興基金(東京) 企画・制作/ミナモザ
ポストパフォーマンストークゲスト/服部貴康・谷岡健彦(東京工業大学外国語研究教育センター教授)
                 永田浩三(武蔵大学社会学部教授)・萩原健(明治大学国際日本学部教授)


『みえない雲』

2014年12月10日(水)〜16日(火)シアタートラム

特設ページ

何も知らなかったとはもう言えない

1989年日本。小学6年生の「私」はある日、学校の図書館で見つけた『みえない雲』と題された本に強く惹きつけられる。
1ページ目に書いてあった言葉は、「何も知らなかったとはもう言えない」。
チェルノブイリ原発事故という「現実」から生み出された、架空の原発事故を描いたドイツの小説だった。

小説の主人公、ヤンナ・ベルタは、西ドイツの町シュリッツで、原子力発電所の事故に遭遇する。
警察や住民の錯綜する情報の中、ヤンナ・ベルタは弟ウリを連れて伯母の家へ向かう。
しかし、その途中、ウリは車にはねられ死んでしまう。
やがて、雨が降り始めた。

現在。大人になった「私」の前に、当時読んでいた架空の小説が、
福島原発事故という「現実」となって横たわっていた。
「私」は小説の舞台、ドイツを目指す。
何も知らなかったとはもう言えない。
その言葉の持つ意味を探す旅が始まる。

原作:グードルン・パウゼヴァング
訳:高田ゆみ子(小学館文庫)
上演台本・演出:瀬戸山美咲

音楽:伊澤一葉

出演:
上白石萌音
陽月華
塩顕治
中田顕史郎
大原研二(DULL-COLORED POP)
浅倉洋介
橘花梨
石田迪子
つついきえ
佐藤真子
間瀬英正
大森美紀子(演劇集団キャラメルボックス)

美術:原田愛 照明:上川真由美 音響:泉田雄太・井上直裕 衣装:高橋毅(N.E.W)
ドラマターグ:中田顕史郎 演出助手:佐藤幸子(mizhen)・石塚貴恵 人形協力:プーク人形劇団 舞台監督:本郷剛史
宣伝美術:郡司龍彦 宣伝写真:鈴木陽介 宣伝スタイリング:高橋毅(N.E.W) 宣伝ヘアメイク:千葉友子 PR協力:くれない
提携:公益財団法人せたがや文化財団/世田谷パブリックシアター 後援:世田谷区
助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団) 主催:ミナモザ


『WILCO』

 
2014年6月25日(水)〜29日(日) 座・高円寺1

明日、戦争に行く。

現代。この国で、戦争はやっぱりどこまでいってもフィクションだ。
賛成する奴も反対する奴もみんなふわふわ浮いている。
でも、戦争を放棄しているこの国で生まれた人間の中にも、
戦争に参加する人間はいる。俺がそうだ。
人道支援? 違う。そんなまわりくどい意味の参加じゃない。
ただ、他の国の軍隊に入ればいいんだ。俺は、明日戦争に行く。

殺されるかもしれない、殺すかもしれない場所に引き寄せられる意識。
そこに沈んでいるのは崇高な目的か、過剰な自己実現欲求か、それとも。
「戦争」を「本能」まで引きずり下ろす「物語」。

WILCO(ウィルコ) ◆ Will complyの略。軍事無線用語。「了解、命令を実行します」の意味。

作・演出:瀬戸山美咲

出演:
鍛治本大樹(演劇集団キャラメルボックス)
佐藤みゆき
中田顕史郎
浅倉洋介
山森大輔(文学座)
佐藤滋(青年団)
江藤修平
川島佳帆里

舞台美術:原田愛 照明:上川真由美 音響:泉田雄太 舞台監督:本郷剛史・ 渡邊歩
演出助手:佐藤幸子・石塚貴恵 ドラマターグ:中田顕史郎
宣伝美術:郡司龍彦 宣伝写真:須田俊哉 制作:加藤恵梨花
提携:NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺 後援:杉並区
助成:アーツカウンシル東京・芸術文化振興基金


〈地域交流プロジェクト ひと×間 関連企画〉
リーディング劇『ファミリアー』

2014年2月8日(土)〜9日(日) 神戸アートビレッジセンター1room
作・演出:瀬戸山美咲
出演:中田顕史郎 
   大原研二(DULL-COLORED POP) 
   西尾友樹(劇団チョコレートケーキ)
原案:服部貴康「ただのいぬ。」
音響:中野千弘
写真:服部貴康
フライヤーデザイン:cursor(岡田ゆうや・みやあきみさ)
主催:神戸アートビレッジセンター


『彼らの敵』

東京公演:2013年7月24日(水)〜8月4日(月) こまばアゴラ劇場
京都公演:2013年8月10日(土)〜11日(日) 元・立誠小学校

作・演出 瀬戸山美咲
出演/西尾友樹(劇団チョコレートケーキ) 大原研二(DULL-COLORED POP) 浅倉洋介 
山森大輔(文学座) 菊池佳南(青年団) 中田顕史郎

照明/上川真由美 音響/前田規寛 音響操作/太田智子・中野千弘 舞台美術/原田愛 舞台監督/伊藤智史
演出助手/佐藤幸子(mizhen) ドラマターグ/中田顕史郎 宣伝写真/須田俊哉 宣伝デザイン/郡司龍彦
制作/斎藤努 当日運営/藤井良一(江古田のガールズ) 加藤恵梨花 京都制作協力/おさださちえ(みきかせworks/みきかせプロジェクト) 
提携/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 立誠・文化のまち運営委員会 企画・製作/ミナモザ
ポストパフォーマンストークゲスト/服部貴康・谷岡健彦(東京工業大学外国語研究教育センター教授)・三原由起子(歌人)・松田修(現代美術家)

今から22年前、僕はインダス川で誘拐された。

44日間の監禁生活。砂と水しかない場所。
あいつは昨日殺された。僕は気が狂いそうだった。
だからなるべく小さなことを考えた。
おばあちゃんのこと、大学の履修登録のこと、松屋の牛丼のこと。
そうしている限り、僕は僕のままでいられた。

44日後、僕は帰国した。僕はいつの間にか有名人だ。
日本中からたくさんの手紙が届いた。
太陽にかざせば「死ね」という字が浮かび上がって来るファンレターだ。
パパラッチたちは今日もアパートの前にいる。

それからいくつかの季節が過ぎた。

「銃口」を向け続けられた僕は、ある日「銃」を手に入れた。

僕は引き金を引くことにした。

1991年3月、パキスタンのインダス川で川下りをしていた日本人大学生3人が 強盗団に誘拐される事件が起きました。
3人のうち1人は伝達係として解放されましたが、残りの2人は44日間、監禁されました。
2人のうちのひとりである服部貴康さんは、帰国後、週刊誌のカメラマンに追われ、 激しいバッシングにさらされ、苦悩する日々を送ることとなります。
しかし、大学卒業後に彼が選んだ道はまさにその「週刊誌カメラマン」でした。 これは、「私」と「彼ら」の中にある「敵」をめぐる物語です。

<服部貴康プロフィール>
1970年生まれ。愛知県出身。週刊誌専属カメラマンを経て、フリー。
「人」と「土地」との関係をテーマに紀行、音楽、舞台などさまざまなフィールドで撮影をおこなう。
2001年、『ただのいぬ。』(PIE BOOKS&角川文庫)を発表。
2005年に世田谷区でおこなった「ただのいぬ。展」は入場者数5000人を数え、大きな反響を呼んだ。
国内外で写真展、ワークショップ、講演など多数。


リーディング『ファミリアー』

東京公演:2013年7月29日(月)−30日(火) こまばアゴラ劇場
京都公演:2013年8月11日(日) 元・立誠小学校

作・演出:瀬戸山美咲
出演:中田顕史郎 
   大原研二(DULL-COLORED POP) 
   西尾友樹(劇団チョコレートケーキ)
原案:服部貴康「ただのいぬ。」


みきかせプロジェクト参加作品 『ファミリアー』

2012年11月14日(水)−18日(日) ワーサルシアター

作・演出:瀬戸山美咲
出演:中田顕史郎 
   大原研二(DULL-COLORED POP) 
   西尾友樹(劇団チョコレートケーキ)
原案:服部貴康「ただのいぬ。」

生きていく犬と死んでいく犬。どんな違いがあるんだろう。
その日、そこにいた。家族が来た。目が合った。
いいことをした犬が幸せになるわけでも、
悪いことをした犬が不幸せになるわけでもない。
そこにあるのは「運」だけだ。
もしも自分が「運の悪いほう」に放り込まれたら、どうすればいい。
もしも自分が「運のいいほう」に選ばれたらどんな顔をしたらいい。
生きていく犬と死んでいく犬。違いなんて、ない。

写真家の服部貴康さんの作品に「ただのいぬ。」というシリーズがあります。
動物愛護センターなどで殺されてしまう犬と、新しい家族のもとへもらわれていく犬を追った写真です。
この写真を出発点につくった40分間のリーディング作品です。


『国民の生活』 舞台写真

2012年8月1日(水)〜6日(月) SPACE雑遊

作・演出 瀬戸山美咲
出演 外山弥生 西山宏幸(ブルドッキングヘッドロック)  西尾友樹 (劇団チョコレートケーキ) 
   藤原慎祐 志水衿子 (ろりえ) 石田迪子 / 首藤健祐(東京ハートブレイカーズ) 

舞台監督 伊藤智史 照明 上川真由美 音響 前田規寛 ドラマターグ 中田顕史郎
詩作 小栗剛(キコ/qui-co) 宣伝写真 服部貴康 宣伝デザイン 高田唯(ALL LIGHT GRAPHICS) 
演出助手 オノマリコ(趣向) 制作/おさださちえ(みきかせworks/みきかせプロジェクト) 
ポストパフォーマンストークゲスト/谷岡健彦(東京工業大学外国語研究教育センター准教授)・菅原そうた(CG作家)

「わたしたちには、まだ、ショックが足りないの?」

2012年1月、東京の渋谷の近くに引っ越した。 外国人モデルの写真の横に¥999と書かれたH&Mの看板の下で、
大音量の音楽を流して走る広告カーが渋滞を起こしているこの街で、 私はたくさんのものを買った。
木製の大きなテーブル、赤いリュック、コンビニの傘、 1600円もするノンシリコンシャンプー、
アメリカンアパレルのストライプのワンピース、100均のスポンジ、 トマトとモッツアレラチーズのパニーニ、古着のTシャツ、
マニキュア、マスカラ、ファンデーション、ザクロのジュース、ダウニーの柔軟剤、スマートフォン、充電式の掃除機。
全部欲しかったし、全部私を楽しい気持ちにさせてくれた。全部が必要だったかはわからない。
たくさんのモノにまみれながら、私は電気のスイッチを切り、コンセントを引っこ抜く。
この「生活」は何? 「生活」は私たちを守る。「生活」は私たちを殺す。殺される前に、することがある。

今ここにあることと、これからのこと。
資本主義と、その罪と、勇気、をめぐるショートピース。

『おばけの市』 FXの説明をする営業マンと帰りたくなってきた会社員
 藤原慎祐×西尾友樹
『わたしの値段』 お金の受け取りを拒否する売春婦とお金を渡したい客
 志水衿子×首藤健祐
『この世にうたがあるかぎり』 借金だらけの詩人と彼のことが好きな会社員
 西山宏幸×外山弥生
『崖から飛び降りる』 官邸前抗議行動に来てみた会社員とお金を使わない暮らしをする女
 外山弥生×石田迪子

★3日(金)15:00の回 3000円相当デー
この日はモノで入場料を払うシステムが適用されます。
本でも、服でも、紙に書かれた画期的なアイデアでも、なんでもかまいません。
あなたが3000円相当と思われるものをお持ちください。3000円分の現金でもお入りいただけます。
当日券の場合は3300円分をお持ちください。学割・高校生以下割も適用されます。


企画公演「日本の問題」参加作品 『指』

2011年11月27日(日)〜12月4日(日) 中野ザ・ポケット

作・演出/瀬戸山美咲

出演/山森信太郎 つついきえ

ドラマターグ/中田顕史郎

3月12日夜明け前。
海辺の町にたたずむ男と女。
視線の先にあるのはハンドルを強く握りしめる指。
男はその指を切ると言った。

最初にあったのは「ある現実の断片」。震災直後のある場所で実際に起きたこと。
私はその背景を、それをした人を、想像できなかった。だから、想像してみようと思った。
今日、もしも、よく知ったあの人が遠く感じられたとしても、絶望しない。
そのことだけが、私たちの未来を取り戻すと信じています。


『ホットパーティクル』

2011年9月21日(水)-27日(火) SPACE雑遊

作・演出/瀬戸山美咲

出演 佐藤みゆき(こゆび侍)  平山寛人(鵺的) 浅倉洋介 外山弥生
    秋澤弥里 西尾友樹 大川大輔 /中田顕史郎 

舞台監督/伊藤智史 照明/上川真由美 音響/前田規寛 
ドラマターグ/中田顕史郎 演出助手/中尾知代(蜂寅企画) 宣伝写真/服部貴康 宣伝デザイン/高田唯
制作/印宮伸二 企画・製作/ミナモザ
ポストパフォーマンストークゲスト/谷岡健彦(東京工業大学外国語研究教育センター准教授)

2011年春、私は原発に会いに行く。

東日本大震災から1ヵ月が経った4月某日。「私」は頭を抱えていた。
劇場の中より外がはるかに劇的になってしまった今、どんな演劇が演劇として成り立つのか。
悩んだ末たどり着いたのはフィクションを放棄するという選択だった。
つくりものが現実に勝てないなら、いさぎよく敗北を認め、現実そのものを舞台に載せよう。
とはいえ、現実にもいろいろある。「私」が知っているのは、
あくまでも3月11日以降の「私」自身の現実だけだ。ならばそれを描こう。
結婚の予定はおろか、恋人もいない、売れない劇団をひとりでやっている33歳の女が、
なかば自暴自棄になりながら眺めた東京の現実、演劇の現実、そして勢いだけで向かった福島で見た景色。

その日、「私」はみんなから避けられている福島第一原発に自分を重ね合わせてしまった。
「いつ死んでもいい」が口癖だった「私」は「彼」に会いに行くことを決める。
まるで片想いの相手に会いに行くように。
そんなことして何になるのか。その先に何か答えでもあるというのか。
そもそも、「彼」に会いにいくことはひとつの可能性を捨てることにはならないか。
原発まであと20キロ。自分の人生を見失った愚かで不謹慎な女の旅が始まる。

「私」=瀬戸山美咲(ミナモザ主宰・東京都出身)を演じるのは、
佐藤みゆき(こゆび侍所属・福島県出身)。
わが身を捧げたドキュメンタリー演劇が幕を開ける。
これは、今、地球上に生きる全人類におくる超個人的な愛と平和の記録。
すべて実話です。

※ホットパーティクルとは、放射能を持った粒子のこと。主にプルトニウム粒子を指す。
その毒性は強く、人体を激しく汚染する。


撮影:服部貴康


シアタートラム ネクスト・ジェネレーションvol.3
『エモーショナルレイバー』
舞台写真

2011年1月20日(木)-23日(日) シアタートラム

作・演出/瀬戸山美咲

出演 宮川珈琲 井上カオリ(椿組) 中田顕史郎 印宮伸二(劇団神馬) 
ハマカワフミエ 林剛央(本田ライダーズ) 坂本健一 小西耕一 柳沼大地 斉藤淳

STAFF 舞台監督/伊藤智史 照明/上川真由美・小泉和子 音響/前田規寛・田上篤志 舞台美術/泉 真
劇中映像/松田修 演出助手/中尾知代(蜂寅企画) 宣伝イラスト/藤沢とおる
制作/佐藤希(Andem) 制作協力/一ツ橋美和(少年社中)
主催/財団法人せたがや文化財団  後援/世田谷区 企画・制作/ミナモザ・世田谷パブリックシアター
ポストパフォーマンストークゲスト/
ハセガワアユム(MU)・谷岡健彦(東京工業大学外国語研究教育センター准教授)・菅原そうた(映像作家)

今日も男たちはコツコツと電話をかけ続けている。
彼らの“仕事”は「振り込め詐欺」。
そこへひとりの女が「仲間に入れろ」とやってくる。
男たちは「女にはできない仕事だ」と相手にしない。
しかし、その集団にはすでにもうひとり女がいた。

なぜオレオレ詐欺に女はいないのか。
なぜオレオレ詐欺はアタシアタシ詐欺ではないのか。
そんな疑問からすべてはスタートしました。
確かに実際のオレオレ詐欺には女性もわずかながら存在します。
"妊娠させられた女"や"痴漢された女と"して登場するのです。
しかし、全体から見るとその数は圧倒的に少ない。
女たちにはオレオレ詐欺はできないのか。それともやらないだけなのか。
やらないだけなら、逆になぜ男たちはオレオレ詐欺をやるのか。
男たちにとってオレオレ詐欺とは何なのか。
何かそこに性の本質があるのではないか。
これは私が考える「オレオレ詐欺が“女には向かない職業”である理由」です。

2009年上演の『エモーショナルレイバー』を「シアタートラム ネクスト・ジェネレーションVol.3」にて再演。


視点 vol.1 Re:TRANS参加作品 『スプリー』
※MU・鵺的との合同公演

2010年9月21日(火)- 26日(日)at 渋谷ギャラリールデコ4F

作・演出 瀬戸山美咲
出演 木村キリコ・宮川珈琲 / 実近順次

その夜、男が目を覚ますと、女が身体の上にのしかかっていた――。
暴力が振るわれるべきところに振るわれず、振るえそうなところに振るわれる時代。
苛立つ人々はアトランダムに牙をむく。
看護師の女がみずからのストレスのはけ口に患者の肋骨を追っていた実在の事件をモチーフに、
不条理な暴力を不条理な笑いと恐怖で描き出す。


『エモーショナルレイバー』 舞台写真

2009年8月6日(木)-9日(日) サンモールスタジオ

木村キリコ 宮川珈琲 名嘉友美
小野哲史 印宮伸二 坂本健一
林剛央 柳沼大地 斉藤淳 松本雄大

STAFF 作・演出/瀬戸山美咲 照明/上川真由美・高橋昌子
音響/前田規寛(M.S.W) 舞台美術/泉 真 舞台監督/伊藤智史
宣伝イラスト/藤沢とおる 制作協力:佐藤希(Karte) 企画・製作/ミナモザ

「ぼくらは“心”を使って仕事する」

<エモーショナルレイバーとは?>
肉体労働、頭脳労働に続く第三の労働である“感情労働”のこと。
客室乗務員やホステス、看護師、電話オペレーターなど
自らの感情のコントロールを求められる仕事を指す。
感情を込めるのも、感情をオフするのもそれは個人の自由。
ミナモザ『エモーショナルレイバー』では、
究極の感情“労働”をおこなう集団「振り込め詐欺グループ」に焦点をあて、
彼らの“働く”青春を観察します。


『八月のバス停の悪魔』   

2008年8月20日(水)-24日(日) サンモールスタジオ

木村キリコ 浮城寿子 岡本広毅 鈴木オルガ 
尾沢治千  中川浩六 松本雄大 斉藤千尋 須田浩章

STAFF 作・演出/瀬戸山美咲 照明/上川真由美・高橋昌子
音響/前田規寛(M.S.W) ・井出“PON”三知夫(La Sens) 舞台美術/泉 真
衣裳/山口夏希 舞台監督/伊藤智史
宣伝イラスト/足立雲平 宣伝デザイン/氏家裕太 企画・製作/ミナモザ

戦争に飽きていた。あの悪魔に出逢うまでは。

太平洋戦争末期。
疎開に、戦争に、人生に「飽きている」女。
彼女を癒すのは爆撃機の轟音だけ。
退屈を持て余した彼女は、ある日、
空から降ってきた「悪魔」と契約を交わした。


『0.7+0.5≠1.0+0.2』 舞台写真

2007年10月25日(木)-28日(日) サンモールスタジオ

木村桐子 鈴木オルガ 穂積基紀 佐藤友美/本井博之

STAFF 作・演出/瀬戸山美咲 照明/高橋昌子 音響/前田規寛 舞台美術/泉 真 
舞台監督/伊藤智史 宣伝イラスト/足立雲平 宣伝デザイン/氏家裕太 制作/名嘉悌二

未来を知ることができたら、何も考えなくていい。

深い森の中。雨に閉じこめられた美術館。
自分ひとりでは何も決められない「欠落した」少女0.7と
自分ひとりで何もかも決めてしまう「完全体」の少女1.0が、
未来を見ることができる「眼」を持った男と出会う。

悲しい記憶がさまよう展示室の片隅で、

私は、今日、大人になる。


『テーブルクロス』  舞台写真

2006年12月27日(水)-12月29日(金)下北沢OFFOFFシアター

白石幸子 木村桐子 川島早貴 工藤良輔 衣川藍

STAFF 作・演出/瀬戸山美咲 照明/上川真由美 音響/前田規寛 舞台美術/泉 真 
舞台監督/伊藤智史 宣伝イラスト/藤沢とおる 宣伝デザイン/氏家裕太 
制作/名嘉悌二 ポストパフォーマンストークゲスト/谷岡健彦(東京工業大学助教授)  

わたしにはみえないまっしろなテーブルクロス。
かがやくシルバーできみのせかいにふれさせて。

原因不明の爆発によって瓦礫と化したレストラン。
閉じ込められた人々が織り成す「彼岸」と「此岸」の密室劇。


『夜の花嫁』  舞台写真

2006年3月31日(金)-4月4日(火)サンモールスタジオ提携公演

白石幸子 木村桐子 浮城寿子 川島早貴 坂田直貴 
/花村宗冶 松下貞治

STAFF 作・演出/瀬戸山美咲 照明/上川真由美 音響/前田規寛 舞台美術/泉 真 
舞台監督/伊藤智史 宣伝イラスト/足立雲平 宣伝デザイン/氏家裕太 制作/名嘉悌二

しゃべり続けなければ、殺される

千夜一夜物語の主人公・シャーラザッドは面白い話をしゃべり続けなければ
シャーリヤル王に殺されるという極限状況で、不思議な夢物語を紡ぎ続けた。
――そして、千一夜が過ぎた。

目を覚ますと、女は薄暗い部屋の中、椅子にくくられている。
周りを取り囲むは銃を持った男たち。彼らは朝を待っている。


『DECORATED CUTTER』 

2005年8月10日(水)-14日(日) サンモールスタジオ

木村桐子 大縞智衣 浮城寿子 石川貴子 /
射延憲児 白石幸子 岡本広毅
川島早貴 大島紘子 瀬戸山美咲

作・演出/瀬戸山美咲 照明/上川真由美 音響/前田規寛 舞台美術/泉 真
舞台監督/大越安明 宣伝イラスト/足立雲平 宣伝デザイン/氏家裕太 制作協力/田中絵美(J-Stage Navi)

もう、しない?

カッターナイフを振り回し、人殺しをした女の子。
その子を「女神」と崇める悪い友だち。
でも、油断していたら、あんたも彼女に殺されちゃうよ。
だって彼女は人を殺したことがあるし、彼女は今ひどく退屈しているんだ。

あと何回生まれ変われば「よい人間」になれるの?
幸せなTHE ENDに向かって、100万回目の人生がはじまる。


『日曜日の戦争』

2004年7月29日(木)-8月1日(日) 高円寺明石スタジオ

津谷知子 菊池妙子 濱田かずよ 鶴大介 坂元さちこ 木村桐子 
野々内雄 土屋弘道 穂積基紀 高梨幸子 近信夫 浮城寿子/
坂本卓覧 秋山雅史/代田正彦

作・演出 瀬戸山美咲  照明 上川真由美  音響 前田規寛  舞台美術・舞台監督 泉 真
宣伝美術 氏家裕太  制作 三輪恭子

「好き」を伝える方法が人数分だけあるのなら、
「戦争反対」を伝える方法も人数分あっていい。
だけど、わたしたちはその術を考えない。
これは、思いを伝えるため「歩き続ける」人々の路上籠城記。


『まちのあかりがきえるとき』

2003年6月19日(木)-22日(日)高円寺明石スタジオ

菊地妙子 智恵芙蓉 浮城寿子 濱田かずよ  鶴大介 市川大 熊俊
/代田正彦 坂本卓覧

作・演出 瀬戸山美咲  照明 上川真由美・高橋昌子 音響 上妻圭志・前田規寛 舞台美術・舞台監督 泉真 
宣伝美術 氏家裕太 制作 野中美子・藤本貴子

まちのあかりがきえるとき、ぼくらのみらいがかえってくる。

事故が起きて、その街の灯は消えた。
事故を起こさないため、この街の灯を消そう。
原発という人類史上最悪の必要悪と生きる私たちにおくる原発事故シミュレーション演劇。


『青い山脈』 

2002年7月11日(木)-14日(日)早稲田どらま館 

津谷知子 菊地妙子 渡辺絵美 浮城寿子 吉成恵里香
/宇田川千珠子 坂元祐子/瀬戸純哉

作・演出 瀬戸山美咲 照明 上川真由美 音響 前田規寛 舞台美術 泉真 
舞台監督 武谷公雄 制作 鈴木はんな


『こころのなか』

2001年9月21日(金)-23日(日)中野テルプシコール

津谷知子 太田真博 菊地妙子 実川義朗 
岡野洋平 渡辺絵美 岡崎史芽 川島直樹 

作・演出 瀬戸山美咲 照明 上川真由美 音響 前田規寛・須崎友香 舞台監督・舞台美術 泉真

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